新保製作所「ラス網」の問題点を解決してみる・・・DIY。

かずみ

2018年02月13日 14:46

・・・さて・・・これは何でしょう?






元の材料は・・・




あとは・・・適当に、そのあたりに転がっていたナットX2個。

テントに薪ストをインストする時に「マストアイテム」といっても過大ではないくらいの「新保製作所 煙突ガード ラス網」


写真出典:新保製作所ホームページ

だが、しかし!
こいつは・・・非常に便利なアイテムだが・・・大問題を抱えている!!

それは・・・固定方法に問題があり・・・取り付けた煙突が・・・ヘコんだり・・・変形したり・・・の、傷がつく事。




この”二本のネジ”で煙突を締め上げる事で固定されます。
しかし・・・曲面な固定面、0.3mmと点強度は皆無な素材、ツルツルな摩擦係数の少ない表面。で・・・締め付けるネジは3mm程度と極細。


まあ、しっかり固定すれば・・・「ベッコリ」・・・運が良くても「ペコ」程度はヘコみます。

いままでは・・・それでも・・・1,000円/本程度の煙突・・・シーズン毎に買い替えればいいか。と・・・納得していたのですが・・・
今回・・・
2018/02/09

にて、特注した煙突。そんな・・・悠長な事は言えません。傷ついたから交換(^^・・・なんて、するには・・・高すぎ(><)

で、今回のDIYがコチラ。


コンセプトは・・・
・煙突の上に傷を防止する養生をする
・変形する理由・・・表面が球面でツルツルな状態。で、滑るからヘコむまで締め上げないといけない
 →なら、取付ネジを固定したい場所に動かないようにする。そうすれば、締め付け圧を低く抑えられる。
です。

で、ホースバンドに耐熱パテで「ナット(ネジより大きく勘合はしてません。ガイド穴の役割です)」を取り付けたアダプタを作ってみました。


こんな感じで煙突に取付て。


ナットの穴に「取付ネジ」が来るようにして・・・締めこんで固定します。


で、こんな感じ。

まだ、一個しか作ってませんが(まとめて作った方が手間省けるのですが・・・成功するか自信なかったので)・・・なんか、今回は・・・珍しく・・・成功な感じです^^

固定は上下二カ所あるので・・・もう一個を近日に作成予定です。(この時は、作成方法を記事に出来るように・・・ちゃんと撮影しないと)

ただ、ピルツ15T/Cにインストする時は・・・煙突二本にまたがっての取り付けになるので・・・少し色々と取付にコツは必要になる気がします。

本来は・・・一回取り付けたら・・・まず外す事のないラス網。だって・・・キャンプみたいに毎回バラバラにするのでなく、家に固定設置が基本ですしね。取り付けてそのままなら・・・気にならない程度の傷だと思いますが。・・・と、キャンプ対応!って、完全に自己満足DIYでした。

唯一の心配は・・・パテの耐熱温度が「200度」・・・説明書には「200度を超えると急激に強度が低下します」と、少し怖い表記。
まあ、ラス網はピルツ15T/Cでしか使わないし・・・ピルツ15ならストーブから2.5m程度は離れた場所なので100度程度(実験、測定済)までしか上がらないし・・・と、楽観してます。

楽観してる理由の、もう一つは・・・万が一、薪ストーブ使用中に壊れても・・・ラス網はピルツ15T/Cの「煙突ポート」に固定状態だし、ラス網と煙突がズレて接触状態でも・・・固定ネジが滑ってズレて・・・すでに何回もなってます。が、問題ないのは確認済なのでね^^

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