薪ストーブ>黒い涙対策の煙突改造&結局、新保製作所さんに特注依頼

かずみ

2018年02月06日 15:18

以前、
2018/01/18

で・・・話しました・・・「黒い涙」対策の後日談です。


で・・・DIYでこんな改造をしてみました。

簡単に説明すると・・・


こんな改造なら手持ちの工具で出来るかな。って・・・出来心がスタートライン。

で、こんな簡単なレベルで設計をして。


作成開始!

まず用意したのは・・・0.3mmのステンレス板


これで内筒を作ります。

内筒の長さは・・・


ザックリと15cm程度に決定!

で、カット!・・・手持ちの金切りハサミで切ったら・・・見事に断面が不細工。まあ、今回は「テスト」なので良しとします。
・・・平面に綺麗に切れる「金切りバサミ」・・・高いんです。数千円もします(><)ので・・・今回は見送ってしまいました。


で、丸めて筒にします。


で、径を決めるのに・・・仮差込。


ここで・・・今回の秘密兵器「370度まで対応の液体ガスケット」です。これを見つけられたので・・・今回のプロジェクトを思いついたのですが。


で、内筒となる板の「重なる部分」に塗り付けて・・・


リベット止めして内筒を完成させます。


で、完成した内筒の外筒とリベット止め予定の場所に液体ガスケットを塗って・・・


ここから阿鼻叫喚で写真ありません(><)
よーく考えれば・・・なんですが・・・内筒と外筒のクリアランスは0.5~1mm程度に作ってます。
液体ガスケットなんて塗った内筒を差し込むと・・・外筒の内面は・・・ドロドロの地獄絵図に。

・・・全部、ブレーキクリーナーを使って掃除(><)馬鹿だぁ・・・設計段階で気が付けよ・・・
で・・・結局・・・差し込んでリベットで外筒に内筒を固定した後に・・・無理やり隙間を埋めるように長い棒で塗る。


・・・う~ん。ここで・・・失敗確定した気がします。
液体ガスケットは・・・適度な面圧がかかってこそ「ガスケット」としての機能を発揮出来る物。この塗り方では・・・面圧は全くないので・・・ガスケットとしての機能は期待できません。

まあ、そんな事が分かっていても。とりあえず・・・完成させて実験まではしてみます。


ガスケットが期待出来ないので・・・もう、ヤケになって・・・内筒と外筒を親の敵のようにリベット止めします。

で・・・煙突を接続すると・・・こんな感じで。


心配していた・・・抜き差しにかんしては問題なし。あと、隙間もガタもなく、目視では密着してように見えます。

で・・・色々とすっとばして・・・結果。


かなり改善されて流出量は少なかったですが・・・一筋・・・黒い涙が流れてしまいました。

うーん。では・・・第二弾を作るか!

・・・っては・・・いけません。この改造・・・色々とコスト高で・・・数千円を要します。確実に完成出来る自信があるなら・・・もう一回のチャレンジと行きますが・・・素人道具と技能では・・・これ以上は難しいとも、今回のDIYで限界を悟りました。・・・溶接出来れば・・・もう少しやりようがあるかも。ですが・・・さすがに・・・溶接機まで、この為に用意するのは(^^;ですしね。

で・・・結局・・・新保製作所さんに特注部品つくれない?って問い合わす事に。

そこから・・・色々とやりとりを重ね・・・まだ・・・最終製作段階までは至りませんが・・・先が見えてきました。

今回の特注は「煙突逆差し」という・・・キャンプ用だとGストーブなんかがそうなんですが・・・この「黒い涙」に根本対策された煙突の組み方をする為のアダプタ等の部品です。


まだ、設計図(?)はFIXされておらず、やり取り中なので非公開ですが。構成図はこんな感じです。

さて・・・もう少し時間はかかる感じですが・・・これ出来れば・・・「黒い涙」に泣かされる事も無くなるかなぁ。って、楽しみです^^
でも・・・実用段階は・・・来シーズンなのか!?

関連記事