少し前になりますが、
で、折れたフレームの修理記事です。
部品は帰宅して翌日注文で12月半ばには届きました。で・・・すぐに交換をしていたのですが。今頃にアップです。
これが折れたフレーム
なかなか、この作業しながら・・・写真撮るの難しいです。
なんで難しいか・・・それは・・・ショックコードって中に入ってる”ゴムロープ”を力いっぱい引っ張りながらの作業をしてるんです。
テントフレームの多くは「ショックコード」というゴムロープで連結されています。
このゴムが折り畳み時には「オリオリ」出来て、立ち上げ時は「形状を保つテンション」となってます。
略図で分かり難くくて申し訳ありませんが、こんな図解でわかるかな。
なので、まずは・・・どちらかの端の「結び目」と「ワッシャ」を引っ張りだして「結び目」をほどく事から作業がはじまります。
この作業が・・・写真を撮りながら・・・作業するのが難しい。って・・・途中で切ってしまえば簡単なんですが。切らない理由は、この後の作業を簡単にする為です。
※切りたくない理由で、ショックコードが新しく交換したくない場合もありますが・・・今回はかなり古いショックコードなので交換をします。
まずは、アチコチの接続部でショックコードを引っ張って「余長」を作って・・・出来た余長を手繰り送って・・・結び目を押し出します。
で、結び目をほどいて・・・ワッシャを外します。
で、なんで・・・切らなかったか。
新旧のショックコードを繋げて・・・引っ張る事で・・・少しずつ送り込む手間を省きました。
※あと、こうする事でフレームの順番、方向を間違える事がないって作業ミスの予防策でもあります。
ショックコードが切れて交換の場合には使えない手段ですが・・・まあ、可能なら少しでも作業ミスを減らす方法を実施。ってね。
中間パイプはスルスルって簡単に入るのですが・・・エンドフレームは「ワッシャ止め」のリブが中にあり・・・引っかかり・・・通すのに少し手間かかる時があり苦労する時もあるので・・・まあ、手抜きの為ですね。
普通の「ショックコード」交換であれば・・・このまま”スルスル”と入れ替えればいいのですが。今回は中間フレームを交換するので、交換するフレームの前で一度連結をほどいて・・・新しいショックコードを、新しいフレームに通して・・・新旧ショックコードを再度結びます。
で、これが「折れたフレーム」と「新しいフレーム」です。
端まで通ったら・・・両側端にワッシャを入れて結んで抜け止めをして完成!
ショックコードのテンションは・・・表現しにくいのですが・・・フレームを連結した状態で「軽く引っ張った程度のテンション」です。あまり強いテンションだと折り曲げできませんし・・・テンションが弱いと・・・組み立て時に抜けちゃいます。
心配なら弱めの状態で一度結んでみて・・・もう少しかな?で、結び目位置を変えてテンション強くしていけばいいと思います。
この方法なら、最後に余った分を切ればいいですが・・・逆手順にやろうとすると・・・ショックコードが短くて再度交換になりますしね。
無事に交換完了です。
が・・・ピルツ15T/Cを買ってしまった・・・今・・・この幕の出番はいつになるのか。
でも、夏の「雨ソロキャンプ」の時は使うかなー。なので、とりあえず、ちゃんと修理ですね。
最後に・・・
折れたフレームと、古いショックコード。これは・・・ゴミ箱行きですね。
おまけ>
時々ですが、サイト設営時、撤収時に「ショックコードがプッチン」と切れて途方に暮れてる方をお見掛けいたします。
撤収時であれば・・・とりあえずは大問題ではないと思いますが・・・設営時だと・・・絶望感満載が感じれます。
現場でも10~20分あればショックコードの交換は出来ますが、ショックコードの予備を持ってる方は少ないみたいで。
本当は定期的に交換すれば安心な部品ですが・・・なかなか寿命が計れる部品でもなく・・・定期交換といってもやらないですよね。なので・・・出来れば「予備」を持ってる方がいいと思います。そんなに高い物でもないですしね